第4回進路講演会(3年生対象)

12月9日(土)、期末考査最終日の学年集会で、3年生は進路講演会の4回目を実施しました。今回講師を務めて下さったのは、駿台甲府中学校6期生、駿台甲府高校22期生で現在、東京大学で教鞭をとられている川崎義史先生でした。
先生は、東京大学文科三類に進学、卒業して東大大学院に進み、現在も東京大学でスペイン語を研究しながら、学生たちにもそのスペイン語を教えていらっしゃいます。東大という日本最高峰の集団の中で、自分が得意とできる領域を語学、とりわけスペイン語に見つけたことや、スペイン語の成り立ちや身近な生活の中にあるスペイン語について、時にはクイズを交えながら、ユーモアと熱意を持って先生はお話ししてくださいました。また語学オタクとご自身のことをおっしゃっていて、スペイン語を研究するにあたって、11か国語の言語も勉強している話には、中3生にとっては、英語以外の語学の世界に触れられる貴重な経験になったと思います。
また、ご自身の中学時代、高校時代の成績状況などを含めて細かく学習について、成績について話してくださいました。学習法に関しては、継続して努力し続ける「やり抜く力」が大切だと説いてくださり、授業も高校領域に差し掛かり、学問の深さに悪戦苦闘している生徒たちを勇気づけてくださいました。卒業生からの力強いアドバイスは心に響きました。
生徒諸君も、先生の努力の大切さというエールを受け取り、今以上に目の前にある課題に全力で取り組んでもらいたいと思います。


Page
TOP