第5回進路講演会(3年生対象)

人生の先輩方のお話をお聞きして、自身の将来を考えたり、未来をイメージして欲しいという趣旨で行われてきた3年生対象の進路講演会は、これまで、理系分野の企業で活躍する先輩、山梨大学で世界最先端の研究する教授、医師として地域に根ざす先輩、現役で東大に合格し、現在も東大で教鞭を執る先輩と様々な分野や視点から講師諸氏にお話をして頂いてきました。最終回となる今回は、マスコミの世界で活躍する先輩として、横内史貴氏(YBS山梨日日新聞社 中学6期 高校22期の先輩)をお迎えしての講演会でした。
横内氏は、まず高校の進路選択でどのように考えたか、大学では進路実現に向けてどのように行動したかなどをお話しされ、現在新聞記者としてどのような仕事をしているかなどを詳しくお話しして下さいました。
生徒から「新聞記者として大変だったことはどのようなことでしたか」と質問をされると、「記事で『関係者によると』などと書かれている部分は、記者が必死に細い線を辿って独自で調べた部分で、そこを書くために苦労をすることもある」などと答える場面などは、やはり現場で働く人ならではの実感の込められたお話だと感じた生徒も多くいました。
実施後の感想文では「思っていたよりも地味な仕事。良い記事でなく、悪い記事を取材するときの苦労がわかった」「この講演を聴いて、自分も辛くてもやりがいのある仕事に就きたいと思いました」など、様々な感想がよせられました。


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