駿台甲府中学校

~山本晴美さんコンサート“歌語り”~
 第1ターム終了時の修学旅行を3月に控え、平和学習の一環として、山本晴美コンサート“歌語り”「おばぁちゃんの手紙」が行われました。歌語りライブは、93歳のおばあさんの戦争体験を歌・語り・映像を通して、今を生きる私たちへのメッセージとなっており、これに先だって行われた授業参観に来校した保護者とともに鑑賞しました。

 1000人以上が犠牲になった7月の甲府空襲、数十名の女学生が犠牲になった8月の大月空襲、そしてヒロシマやナガサキの原爆…。64年前の暑い、暑い夏の出来事でした。
「おばぁちゃんの手紙」は戦場の夫宛に差し出した手紙がテーマでした。
『あたり前のことが、あたり前でない』
眠ること、食べること、学校で勉強すること、家族が一緒に暮らすこと、生きていること。
あたり前のことがあたり前でなかった時代がありました。
夜は空襲におびえる、食べるものがない、家族は引き裂かれる、あたり前で平凡な生活すら許されない時代がありました。
「おばぁちゃんの手紙」が訴えたのが、戦争の本当の姿だと実感しました。
   修学旅行を前に、私たちが広島で見てこなければならないもの、感じてこなければならないもの、そして、私たちが次の世代に何を残していかなければならないのかを、再確認をすることができたような気がします。来場者全員で平和への思いを新たにした有意義な時間だったと思います。