駿台甲府中学校

本校のキーワード

■ 教育理念
 『愛情教育』
 我々銘々の歩幅は、すべて異なる。もって生まれた歩幅の違いは、能力の差ではなく、個性の一つであると私たちは考えています。生徒それぞれの歩幅で何事にも果敢にチャレンジしていこうという姿勢を、心からサポートしようとする教育精神-それが愛情教育の本質。大正七年、駿台の創立者・山崎寿春が東京・神田橋で「東京高等受験講習会」を開講して以来、93年間脈々と受け継がれてきた私たちのDNA。
 『チャレンジング・スピリット』
 過去に例のない道を、自らの判断と力で開拓していこうというフロンティア精神を生徒諸君に持ち続けて欲しいという願いが込められている私たちの校是。

■ 教育目標
基本原理を了解させるべく、工夫した授業を展開する
自分で考え、自分の言葉で表現する力を育成する
基本的生活習慣を確立し、自立心と挑戦心を育成する  
他者を思いやる謙虚な姿勢と倫理観を育成する  
知徳体のバランスがとれた品格ある人格を育成する

■ 場所
 中学校はJR甲府駅の南およそ5kmに位置する「駿台今井キャンパス」内にあります。この「今井キャンパス」にはほかに「駿台甲府小学校」、「駿台甲府高等学校美術デザイン科」、「駿台甲府高等学校通信教育部」の校舎を併設し、毎朝始業近くになると、通学路には小学生から高校生まで、たくさんの児童・生徒の元気なたくましい姿を見ることができます。通学の方法は、甲府駅から出る「駿台今井キャンパス行き」バスを利用する生徒や富士吉田方面および南アルプス市方面からのスクールバスを利用する生徒、自転車通学の生徒、JR身延線の甲斐住吉駅から徒歩・自転車で通学する生徒などさまざまです。また2010年度より、北杜市方面(JR長坂駅)から韮崎駅などを経由し、今井キャンパスに直結するスクールバスの運行を開始しました。これにより、通学に時間がかかっていた韮崎市、甲斐市方面からの登下校の時間が大幅に短縮され、さらに安全性も向上しました。

■ 生徒数・クラス編成
 定員は1学年140名、男女共学です。一学年のクラス数は4クラスで1クラス35名です。中学の3年間は毎年クラス替えを行うため、毎年生徒の楽しみの一つとなります。

■ カリキュラム
 駿台甲府は中高一貫の進学校ですから、中学3年になると高校入学の準備が始まります。おおよそ3年生の夏までに中学校の範囲を終わらせて、10~11月頃には高校領域の学習が始まります。国語の古典文法をはじめ、数学、英語、生物、そして化学などで高校の内容に入っていきます。 本校のカリキュラムは中学1年生から無理なく、確実にこなせるよう考え抜かれており、学習が少し遅れてしまったという生徒たちには個別に学習会を準備するなどしてサポート体制も充実しています。基礎を充実させ、高度な知識を確実に習得できるカリキュラムを整えています。

■ クラブ活動
 中学時代はたくましい身体、豊かな感性を育むのに大切な時期であり、週3日のクラブ活動では8つの運動部および2つの文化部から生徒全員が選択して参加します。「文武共存」の精神で、少ない練習時間を最大限に活かし、駿中チームは集中力とチームワークで輝かしい成績を収めています。特に本年度はクラブ活動の意義付けを重視して日々取り組みます。

[運動部] 野球部、サッカー部、テニス部、ハンドボール部、陸上部、卓球部、        
        バスケットボール部、バレーボール部 

[文化部] 合唱部、吹奏楽部

■ 学校行事
 駿台甲府中学校は、文武のバランスを大切にする学校です。教科の学習、クラブ活動、そして学校行事などすべてのことにメリハリをつけて全力で取り組みます。駿中最大のイベントである「駿中祭」や「体育祭」をはじめ、入学当初からさまざまな行事に参加します。春の「遠足」、夏の甲府盆地を離れて学習とイベントを行う「緑陰教室(りょくいんきょうしつ)」、クラスが団結し優勝を目指す「球技大会」、2年生で実施する富士五湖での「スケッチ大会」など、メリハリある楽しく充実した行事が目白押しです。こうした行事を通じ、クラスや学年の団結力も向上します。

■ 駿中祭
 生徒たちの文化的活動を発表する場として6月下旬に実施します。文化部(合唱部・吹奏楽部)の発表、各学年の合唱、クラス毎に劇・ダンスなどの自由な表現を競う「クラスパフォーマンス」、また、昼休み(120分)には、生徒たちの自由な発表の場(展示・パフォーマンスなど)としての「自由企画」が設定され、学年企画や各教科の展示(美術作品・書写作品など)と併せて、十分な時間の中で見学可能です。一般公開により、在校生の保護者をはじめ大勢の見学の方々が訪れます。

■ 体育祭
 体育祭は全生徒が8つの色(桃・白・赤・青・黄・緑・橙・紫)の団に分かれ、各団 が騎馬戦、借り物競争、魔法の絨毯、リレー、綱引き、ムカデ競争などの競技をこなして優勝を目指すもので9月上旬に実施します。入学時に決まる自分の色で、先輩、後輩の縦の関係を大切にし、力を合わせます。学級やクラブ活動のチームとはまた一味違う集団の力を発揮する駿中の目玉行事で、終わったあとの達成感は言葉にできないほどで、涙を流す生徒も多数。どの色団も最高潮の感動を味わいます。

  駿中祭と体育祭は、駿台甲府が誇る「チャレンジング・スピリット」、「文武共存」の 精神を感じることのできる、絶好の機会です。

■ 課題研究
 グループ研究を主体として、2・3年次の本格的な研究に向けて、1年次では山梨をテーマとして、駿台甲府教職員や外部の専門家による基調講演の実施や「KJ法」を中心とした様々な手法で課題の核心に迫り、討論・提案を重ねながら、意見の集約調整を図ります。さらに2・3年の課題研究では、実地調査やインタビュー、モニタリング、アンケートなどの一歩踏み込んだ実質的な研究に踏み込み、情報を整理して活用する力、科学的な探求力・発表力・表現力・協調性などを確立させます。そして3年生の2月には、課題研究の成果をプレゼンテーションする「課題研究発表会」も実施します。全校生徒および一般公開による来校者の前でパソコンとスクリーンを用いながら、例年非常に優れた研究が発表され、質の高い発表会です。

■ CS(チャレンジングサタデー)
 駿台甲府中学校の名物の一つに、発展的体験の場としての土曜日の「CS」があります。1・2年生の「CS」では、学年が6つのグループに分かれ、色々な学習を体験します。土器や勾玉(まがたま)を作る実験考古学、ガラスを加工し箸置きやアクセサリーなどを作るガラスフュージング、授業ではできない発展的な理科実験、書道、軽スポーツ、さらに英数TAフォロー(TA:ティーチングアシスタント)と呼ばれる、駿台甲府中高を優秀な成績で卒業した大学生が学習をフォローしながら行われる真剣自習の時間も導入して、平日の英数の授業の復習を本格的に行います。加えて2学年では、学年を英数の習熟度別4つのグループに分けて、それぞれのグループで生徒の習熟に応じた木目細かい題材を準備し挑戦的な学習を行っています。

2011年度 「CSの時間 」
【1年生】 
生徒は、1・2時限の前半に5つの下記講座を体験し、3・4時限の後半はHR教室にてメイン教科の英数の復習を行います。専任教諭やTA(ティーチング・アシスタント)からの学習アドバイスを受けながら、既習内容の定着を図ります。 
  講座名 講座内容
書道
精神を集中して筆を持ち、正しく美しく文字を書きます。
国語
硬筆で古典を書写したり、作文の基本的な書き方を学ぶ中で、国語力の基礎を培います。
実験考古学
勾玉・土器づくりや火おこし体験などを通じて、縄文人の文化や生活の知恵に学びます。
発展理科Ⅰ
光のスペクトルを作成したり、電気を使ったパン作り、少人数によるプラネタリウム旅行を行うなど普段の授業で行うことのできない実験や、少人数でないとできない実験を行います。
軽スポーツⅠ
固くなった身体を柔らかくし、バドミントンなどでリフレッシュします。
英数TAフォロー
大学生や本校の専任教諭が中心となり、レギュラー授業の学習をフォローしながら行われる真剣自習の時間です。
【2年生】
生徒は、1・2時限の前半に、レギュラー授業の内容を踏まえて、英数の習熟度別講習を4クラス展開で行います。3・4時限の後半は、5つの下記講座を体験します。
  講座名 講座内容
書道
精神を集中して筆を持ち、正しく美しく文字を書きます。
ガラスフュージング
ガラスとガラスを融け合わせ、はし置き・アクセサリーなどを制作します。
発展理科Ⅱ
ナイロンを作ったり細胞分裂観察など授業で行うことのできない実験や少人数ならではの実験を行います。
軽スポーツⅡ
バドミントンやゲームを通して、心身をリフレッシュします。
英数TAフォロー
大学生や本校の専任教諭が中心となり、レギュラー授業の学習をフォローしながら行われる真剣自習の時間です。
【3年生】
英数国を中心とした4つの習熟度別クラスに分けて、それぞれのグループでレギュラー授業の内容はもちろん駿台全国模試や外部模試も意識した挑戦的な演習を行います。こまめにグループ編成を行い、成果が反映されやすくしています。