美術デザイン科の定期考査は中間考査は３日間、期末考査は４日間の日程で行われますが、そのうちの１日は「デッサンコンクール」の日で、全校生徒が同一のモチーフを与えられ、制限時間（およそ３時間）内でデッサンを仕上げていきます。今日のモチーフは「ストライプ模様の紙」と「縄」です。

１年生は初めての「デッサンコンクール」とあって、とても緊張感が漂っています。美術の先生の説明を参考にしながら、構図をとらえていきます。対して３年生はさすが先輩。デッサンコンクールも回数を重ねているとあって、すぐに構図を決め、躊躇なく鉛筆を走らせており、入学後から培ってきた技術とプライドがいかんなく発揮されていました。

普通の高校にはない一風変わった考査の風景は、美術デザイン科のひとつの魅力と言えるでしょう。

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