「進学に向けた環境の充実。」「自分らしさを取り戻せた。」私は全日制の高校に入学したのですが、コロナ禍の影響もあり、環境になじめず2年生のときに通信制への転入を決意しました。私は大学に進学したいと考えていたので、受験環境が整っている駿台甲府高校に転入しました。入った当初は、勉強の習慣が全くなく、生活習慣もあまりよくない状態でしたが、TAや進路アドバイザーの方々と相談しつつ、少しずつ勉強を始めていきました。通信制高校の学習は基本的に自学自習で日々の多くの時間を自分で自由に使うことができるので、無理なく習慣作りができたと思います。3年生の受験期に入ってからは、数学の対面授業で実践的な学習をし、模試を定期的な目標にしつつ自学自習の習慣を徹底していきました。時には体調を崩すこともありましたが、着実に成績を伸ばすことができ、無事に第一志望の大学に合格することができました。受験というものは精神的に負担のかかるもので大変ではありましたが、通信制の環境のおかげで自分としては決して無理をすることはなく努力を続けることができたと思います。これからの大学生活ではこの努力の経験を活かして、主体的な学習を続けていきたいと思います。私は全日制の高校で部活にも入り、友人たちと充実した学校生活を送っていました。しかし、高校1年生の秋に体調を崩し、出席日数が足りなくなったことで留年を余儀なくされてしまいました。せっかく第一志望の高校に合格できたのに、学校生活の中で知らず知らずのうちに無理をしていたのだと思います。そこでスクールカウンセラーや保健室の先生と相談し、通信制高校への進学を決めました。この出来事が私の人生の中で一番の分岐点になりました。駿台に通い始めてから、他の人と同じように通学できなかった自分への悔しさや両親への申し訳なさで押しつぶされそうな日々から脱却し、ようやく自分らしさを取り戻すことができたのです。先生方は優しく、入学試験のときから壁や距離を感じさせることなく接してくれました。そのサポートのお陰もあり、学校生活の中で自分を見つめる時間が増え、将来やりたいことについてしっかり考える時間もでき、自分に合った大学にも出会うことができました。前の高校で卒業していたら、今とは違う道に進んでいたかもしれないと思うこともありますが、今の私が本当にやりたいことのできる大学に出会い、合格することできたのは、駿台で学ぶことができたからだと思っています。大森貴史さん名古屋丸の内学習センター大柴翼冴さん甲府本校KISEKIKISEKI名古屋工業大学工学部 情報工学科長野大学企業情報学部 企業情報学科0304
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