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|駿台甲府の歴史| 駿台予備学校を中心に幼稚園から小中高等学校、専門学校、大学・大学院を持つ総合的な教育機関へと発展した駿台グループは、山﨑寿春が1918年(大正7年)に東京・神田錦町に創設した「東京高等受験講習会」を起源としています。 山﨑寿春が提唱した「愛情教育」は、100年を経た現在においても駿台グループ共通の教育理念として、全活動の基盤となっています。 そして、この理念を受け継いだ山﨑春之(駿河台学園第2代理事長)が、ちょうど共通一次試験(大学入試センター試験の前身)が始まった1979年(昭和54年)に、山梨県甲府の地に駿河台学園の姉妹法人として駿台甲府学園を発足させました。 その翌年の1980年(昭和55年)4月、駿台甲府高等学校を開校、その後、駿台甲府中学校、駿台甲府小学校と順次開校し、山梨県初の小中高一貫教育機関として発展し、学校教育に貢献しています。14駿台甲府学園 創設者理事長あいさつ校長あいさつ 全駿台に共通した教育理念です。駿台甲府の教員は根本に愛情教育という意識を持って生徒と向き合います。すべての教育活動はこの理念に則って行われ、生徒一人ひとりに対し、細かな生活指導や進路指導がなされます。 駿台甲府学園は、駿台グループ共通の理念である「愛情教育」のもと、児童・生徒たちが何事にも果敢に挑戦する姿勢「チャレンジング・スピリット」を建学の精神に掲げ、確かな知識を身につけ、健康的な身体を育み、豊かな人間性を涵養しています。 2019年に駿台甲府高等学校創立40周年を迎えるのを機に、中学校を高等学校と同じ塩部キャンパスへ移転し、中高一貫教育のさらなる充実を図っています。学問の本質を問う教育を根幹に、タブレットの活用をはじめとするICT教育やグローバル教育の促進など、これからの時代に即応した最先端の教育をいち早く導入しています。また、大学受験においては、駿台予備学校との連携のもと、変化する入試に対応できる確かな学力を養成し、志望校合格に向けて、一人ひとりの進路実現を強力にサポートします。 これまで本学園を巣立った大勢の卒業生諸氏は、国内・海外、分野を問わず広く活躍し、社会に貢献しています。今後も、これから社会へと羽ばたく生徒たちの未来のために教職員一丸となって教育に邁進いたす所存です。 駿台甲府の建学の精神です。過去に例のない道を、自らの判断と力で開拓していこうというフロンティア精神を、生徒諸君に持ち続けて欲しいという創設者山﨑春之先生の願いが込められています。駿台甲府の生徒に、「高い目標を掲げて努力を重ね、初志を最後まで貫いてもらいたい」という気持ちが込められています。 本校は「愛情教育」の理念のもと、生徒主体の教育活動に取り組んでおります。また、建学の精神「チャレンジング・スピリット」に込められた思いの通り、生徒ひとりひとりが様々なことに挑戦できる校風を醸成しております。 これまでにも、世界中の様々な分野で活躍する人材を数多く輩出してまいりました。駿台予備学校のノウハウが最大限に活用されている本校の充実した教育環境の中で、常に「主体的な学び」を意識し、自ら考える力を鍛えて欲しいと願っております。 学び続けて、変化し続けることによって、未来は拓けるのです。加えて、夢中を手放さず、一つのことを掘り下げていく姿勢も大切にしてください。 「夢中」 に勝る 「努力」 はありません。次の社会を形づくる皆さんには「常識や前提にとらわれず、ゼロからイチを生み出す能力」が問われます。 本校での学校生活を通じて、これからの新しい時代に求められる「答えのない問い」に対して、自分たちで答えを創り出していこうと力強く歩む「挑戦者」に成長して欲しいと期待しております。 そんな皆さんの成長を全力でお手伝いいたします。Junior High SchoolSUNDAI KOFU 学校法人駿台甲府学園 理事長山﨑 良子駿台甲府中学校 校長羽田 昌樹愛情教育チャレンジング・スピリット駿台甲府の理念と歴史

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