卒業生の声
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HIROYA SAITO中学時代の印象的なことは?中学から駿台に入学してよかったことは?特に力を入れた取り組みは?将来はどのような医師になりたいですか?課題研究やモラル弁論など、とにかく人前で発表することが多かったです。最初はとても緊張するのですが、回を重ねるごとにだんだん慣れ、高校生になるころには、落ち着いて面接や発表ができるようになっていました。駿中は、自分のしたいことができる環境でした。それは、勉強や部活、行事、課題研究であったり、やりたいことが何でも集中してできました。「やろう」と思った時にできる環境、そしてサポートしてくれる先生方がいました。 様々な個性をもった友人と、ずっと一緒に学ぶことができたことです。どんどん新しい友人ができることはもちろん素晴らしいことなのですが、人間関係に全くストレスを感じることなく目的意識の高い仲間がいつもそばにいたことは僕にとって大きなことだったと思います。また、駿中の課題研究など、中学時代から人前で話す機会が多かったことも面接時の緊張緩和につながったと思います。自分でテーマを決めて大人たちに取材し、それをレポートにまとめて発表するという駿中の課題研究は力を入れた取り組みの一つ。東京にあるカンボジア大使館や神奈川県のJICAに行って、最前線にいる大人たちに話を聞くことができました。大人たちがどんな風に働いているかを知る機会としても、課題研究の時間は他の学校では経験できないとても貴重な時間だったと思います。全国的な医師不足が問題になっている昨今、僕は幅広い医療知識をもって患者さんを適切な診断・治療・予防医療へと促すことができる総合診療医を目指しています。総合診療医は家庭医、地域のかかりつけ医として最初に患者さんに向き合う医師になりますので、患者さんの気持ちをしっかりと読み取り、安心させられる存在になりたいと思います。山梨大学医学部医学科 進学斎藤 紘也06

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