PTA指導部主催講演会

11月25日(土)恒例のPTA指導部主催講演会が、高野山真言宗東京別院主監・金剛山宝寿院住職の廣瀬義仙僧正をお招きして行われました。演題は「甲子園への道」。ご自身が勤務されていた山梨県立市川高校で野球部長として甲子園大会へ数度の出場を果たしたことにからめ、子供との接し方についてさまざまな角度からお話しをいただきました。
野球を通して先生が伝えた「勉強」「礼儀」「整理整頓」「時間を守る」という子供への訓示に加え、「啐啄の機」(そったくのき:雛がかえるとき卵の中からつつく音に親鳥が気づき、殻を破る手伝いをすること)という親の側での気づきの大切さをお教え下さるなど、とても有意義な会になりました。「夢」「志」を抱き、これに向かって「努力」するのは大切だが、自分一人が幸せになればよいということではない、ともに幸せになる、まわりに感謝する気持ち、何より「祈り」が大切とまとめ、会場内からは大きな拍手がわきました。
生徒を対象に過日行われた文化講演会とは別枠で、子育てにからめた親世代への助言という観点から開催されている指導部講演会ですが、毎年違った切り口からの講演で、参加された保護者からは満足の声をいただきました。ご多忙の中、東京より駆けつけていただいた講師の廣瀬先生はもちろん、講演会を企画し運営していただいた淡路会長、望月指導部長、指導部の皆様に改めて感謝を述べたいと思います。ありがとうございました。


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