修学旅行

3月12日(月)から15日(木)の日程で本校の2学年が修学旅行に行ってきました。中高一貫校である本校では、中学1・2年を第1ターム、中学3年・高校1年を第2ターム、高校2・3年を第3タームとし、第1タームの総仕上げとして、中学2年次の3月に広島と京都を訪れ、「平和」について考えること、文化財や歴史遺産に直接ふれることを目的とする修学旅行を行っています。
1日目には、宮島を見学した後、原爆ドーム近くの宿泊先に向かい、原爆ドームを含む平和記念公園内を散策しました。その後、宿泊先にて、講師の先生から、実体験を交えた原爆被害のお話や核廃絶に向けてのお話を聞きました。
2日目には、平和記念公園で献鶴式を行った後、ガイドさんの案内で公園内の碑をめぐり、平和記念資料館を見学し、その後、広島市内クラス別研修で、放射能影響研究所・本川小学校資料館・広島城などを見学して回りました。献鶴式では、駿台甲府中学校24期生としての平和宣言を行い、生徒一人ひとりが心を込めて折ってきた鶴を献呈し、黙祷を捧げました。午後は京都に移動し、夕方、妙心寺で法話をいただいた上で、座禅を体験し、多くの内容の詰まった一日を終えました。
3日目は、京都での班別研修を行い、事前に計画した行程に沿って、京都市内の神社・仏閣、史跡などの見学を行いました。
最終日は、平等院鳳凰堂を見学し帰路につきました。学校到着後に解団式を行い全日程を無事に終えることができました。4日間とも晴天が続き、絶好の研修日和となりました。
この一年間、修学旅行で広島を訪れることを念頭に平和学習を行ってきましたが、原爆ドームや平和記念資料館の見学、被爆体験者の平和講和を通じて改めて戦争の悲惨さや命の大切さを生徒は学んできてくれたことと思います。第2タームを間近に控えた生徒にとって、非常に有意義な修学旅行となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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