９月20日（木）に富士登山が実施されました。各学年の様子をご覧下さい。

 

「富士山駅～中ノ茶屋（大石茶屋折り返し）」（１学年）

1年生は富士山駅を通り、金鳥居公園から登山を開始しました。北口本宮富士浅間神社で休憩・参拝したあとは、徐々に山道となってゆく遊歩道に入りました。大小の石ででこぼこな道あり、落ちている枝あり、降ったりやんだりの雨あり…各自がときに慎重に、ときに楽しみながらそれぞれのペースで登り、そして大石茶屋で折り返していきました。その後、富士山世界遺産センターを見学し、富士山の自然や富士山を扱った文学などについても理解を深めました。

来年度は昼食をとった中ノ茶屋からのスタートで、より険しいルートをたどります。今年の経験を活かし、けがをせずに全員でのゴールを目指しましょう！

 

「中ノ茶屋～馬返し（三合目折り返し）」（2学年）

２年生は吉田口登山道の起点、北口本宮冨士浅間神社の登山門から馬返しの中間地点にあたる「中の茶屋」より登山を開始いたしました。あいにくの雨の中、中の茶屋の前で準備体操を行い、出発しました。途中の馬返しまでは緩やかな坂が続きましたが、馬返しで昼食をとった後、坂の傾斜が急になり、去年よりもハードな山道が続きました。先頭を行く男子集団はハイペースで登り続け、序盤重たい足取りで登っていた女子たちも段々とペースをつかみ、ほぼ全員が元気に折り返し地点まで登り、下山してくることができました。生徒たちの互いに励ましあい、気遣いあって登る姿が多く見受けられ、皆ゴールした時には達成感に満ちた表情を浮かべていました。

来年度は、昼食をとった馬返しから五合目までのルートを登ります。今年の経験を活かして、全員無事にゴールし、素敵な景色を皆で見ましょう！

 

 

「馬返し～五合目」（3学年）

３年生は一年前にゴールした「馬返し」から登山を開始いたしました。昨年のような緩やかな山道ではなく、少し傾斜が急になった坂を登り続けます。二合目を過ぎたあたりから、段差の大きい階段や雨によって滑りやすくなった石畳に苦戦しつつも懸命に登って行きました。懸命に登る中、いつもなら途中でご褒美のように見える景色も、あいにくの天気によって一面霧が広がるばかりで、生徒たちは少し肩を落としつつも五合目のゴールを目指し、ほとんど全員が無事に到着することができました。五合目の佐藤小屋からの眺めも真っ白でしたが、生徒たちは疲れた表情の中にも、達成感ある笑顔が見受けられました。

３年生はこれで最後の富士登山でした。学年主任の鹿山先生がおっしゃっていたように、今度は大学入試への登山が始まります！頑張りましょう！

 

 

 

山梨が世界に誇る世界文化遺産の富士山を登り、仲間と鼓舞しあい達成感を味わった経験は、また一回り生徒たちを成長させてくれたことでしょう。この経験を活かして、これからの学校生活をより充実したものにしてほしいと思います。