若山照彦先生来校!

12月17日(火)に3年生対象の『未来の科学者訪問セミナー』が行われました。山梨県県民生活部主催の本セミナーは、県内の学校に研究者を講師として派遣し、生徒に最先端の科学の魅力について知ってもらうとともに、将来の進路を考える上での参考にしてもらいたいとの趣旨で行われるもので、今回は、昨年度と同じく、山梨大学 生命環境学部 生命工学科 発生工学研究センター長の若山照彦先生にお越しいただき、「発生工学技術の最前線 ~クローン技術から宇宙での生殖まで~」と題して、発生工学技術の最前線について、大変興味深いお話をしていただきました。
動物の卵子や精子、核やDNAを顕微鏡で見ながら操作し、自然では生まれるはずのない新しい動物を作り出す研究など、まるでSF小説や空想科学アニメに出てくるような研究や、世界で初めて、フリーズドライし、年数を経たマウスの精子からマウスを誕生させたり、尿の中の細胞や冷凍標本の死んだ細胞から、これも世界で初めてマウスを誕生させるなど、最先端の技術を豊富な画像や動画を用いて紹介していただきました。
セミナーの後の生徒達からの質問にも、丁寧にかつ熱心に答えていただき、控室に訪れた生徒達にも時間を惜しまず質問に対応していただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。若山照彦先生、今回は大変貴重なセミナーを有難うございました。


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