生徒のみなさんへ ~理科より~
駿中生のみなさん、体調など崩さず、元気に規則正しく毎日を送れているでしょうか。4月8日のスーパームーンは見れましたか?さて皆さんが新年度の理科の学習を進めていくにあたり、学年ごとにアドバイスを送ります。ぜひ、これからの学習に役立ててください。
1年生
1年生の皆さん、こんにちは。中学校の理科は小学校の理科に比べて実験の回数も増え、難しい薬品を使ったり、解剖をしたりと内容も高度なものになっていきます。家にいると理科の実験と言われてもイメージしにくいところもあるかもしれませんが、家でできる実験もあります。
皆さんがまず初めに触れる理科の授業は植物の世界です。ちょうど季節は春ですので春に花を咲かせたり、芽を出したりする植物が実験材料となります。例えば今回の課題にも含まれているタンポポなどは皆さんが見慣れている植物の一つだと思います。ですが、タンポポの花を思い浮かべた時、細かくどんな形をしているかすぐに思い浮かべることができますか?実はタンポポにもいくつかの種類があるのですが、見分けることが出来るでしょうか?そういった生き物の形をすみずみまでじっくりと観察することも理科の勉強の一つです。少し家の外に出て周囲の生き物を観察してみてください。
2年生
休校中は、自分のペースで学習ができる機会でもあります。この機会にぜひ身の回りの自然にも目を向けましょう。夜空を見上げてもよいし、次々に芽吹く春の草花、少しずつ活動が活発になる動物たちに目を向けてもよいでしょう。いろんなことに気づき、きっと興味関心を広げ深めることができるでしょう。
さて、2年生は電流の正体(もう分かっていますか?)と電流と電圧の学習から始まります。まず、教科書を太文字の用語に注意しながら、しっかり読んで、要点を自分でノートにまとめておきましょう。ポイントは、電気用図記号を用いて回路図が描けること、電流計と電圧計(教科書P82,83)の使い方を押さえ、バラプリント7・11を解き、実験12の予習を行うこと。そして、実技試験に向けてロイロノートに配信された実技試験の内容を把握しておくことです。
順調なスタートが切れるよう、以上のことを計画的に進めましょう!がんばれ!!
3年生
理科という科目は、身のまわりの現象について学ぶ科目です。まずは、身のまわりのことに興味を持ちましょう。「机に向かって教科書を開く」だけではなく、家の中でも外でもあらゆる場面でも学ぶことができます。そして、ただ漠然と過ごすのではなく、頭を使って論理的に考える癖をつけてください。キーワードは「なぜ?」です。例えば、「なぜ人間は空を飛べないのに鳥は飛べるのだろう?」、「なぜ暑く感じると汗をかき、寒く感じると体が震えるのだろう?」。こんな具合で興味を持ち、これからも学び続けることをしていきましょう。
今回の休校期間は、自力で学習するまたとない機会でもあります。まだまだ大変な世の中ではありますが、学校が再開したときには元気な姿で皆さんとお会いできることを楽しみにしております。
- 生活リズムを整えていきましょう
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