１０月２２日（金）にNPO法人みのぶジュニアコーラス代表の山本晴美さんをお招きし、新型コロナウィルスの影響による修学旅行のコース変更のため被爆地広島を訪ねることができない３年生に向けて「歌語り」ライブが行われました。

修学旅行事前学習の一環として行ってきた「平和学習」。実際に広島の地に立ち、戦争の悲惨さ平和の尊さを直接肌で感じることは叶いませんでしたが、戦後の広島を原爆孤児として生きてきた広島在住の男性が語ってくれたという戦争体験談を、多彩な曲と豊富な画像、そして歌と語りで聴くことができ、生徒たちは実際にヒロシマで起きた出来事を臨場感を持って感じることができたのではないかと思います。

「核兵器禁止条約を批准しない核兵器保有国、そして日本」「もし本校が爆心地となったら、どこまでの範囲に被害が及ぶか」など、戦争は今なおすべての人が考えなければならない身近な問題であることを深く考えさせられた今回の講演でした。次世代を背負う中学生たちにとって、たいへん貴重な機会になりました。山本晴美さん、ありがとうございました。