11月11日（金）、3年生の進路講演会第４回「そうだ農学部へ行こう！－理系生物選択のススメ－」が行われました。今回は本校の卒業生（６期生）で現在、サッポロビールに勤務している保坂将志氏を招き、「農学部ってどんなところ？」「進路選択（大学・職業）ってどうやって決めたの？」についてお話をしていただきました。

多くの生徒にとって、農学部は「農業を学ぶところ」「農業をやる人が行くところ」のイメージしかなかったようですが、今回の話で「農学部は生物と化学を産業に活かす学問を学ぶところであり、バイオテクノロジーを使った生命科学の最先端の研究ができるところ」という説明に、農学部に対するイメージが一新したようです。また、バイオテクノロジーについての説明を聞き、その技術やそれを使うことによって広がる世界に興味をもった生徒もいました。

進路選択については、自分の中学時代から現在に至るまでの進路選択を振り返りながら、「あまり打算的にならずに自分の好きな道を、最後の決断は自分自身で、やらなかった後悔をしないように」という３つのアドバイスがありました。数学が得意ではなかったけれど、生物が好きで理系を志したという保坂氏の話を聞き、自分もがんばろうと思った生徒も多かったと思います。今日のアドバイスをこれからの進路選択に少しでも活かしてほしいと思います。