富士登山!
9月21日(木)、昨年までのマラソン大会に代わる行事としてに富士登山が実施されました。
各学年の様子をご覧下さい。
「富士山駅~(大石茶屋折り返し)~中ノ茶屋」(1学年)
1年生は富士登山の起点である金鳥居より登山を開始しました。目の前の大きい鳥居を目にした生徒たちは、登山への期待と不安が入り混じる表情を浮かべていましたが、同じクラスの生徒同士で励まし合いながら最後まであきらめずに富士登山に挑戦することができたと思います。登り切った後の満面の笑みから、生徒自身の達成感・充実感が大きかったことがわかります。今回の富士登山を通して、集団における規範意識や仲間との連帯意識を高め、山梨が世界に誇る世界文化遺産、浅間神社などの文化遺産に触れ、生徒自らの見識を広げることができたと思います。今回の経験を生かして、これまで以上に学校生活を充実したものにすることを期待しています。
「中ノ茶屋~(三合目折り返し)~馬返し」(2学年)
2年生は吉田口登山道の起点、北口本宮冨士浅間神社の登山門から馬返しの中間地点にあたる「中の茶屋」より登山を開始しました。先週末に発生した台風の影響を所々に残す中での登山となりましたが、生徒達はペースをくずすことなく快調に折り返し地点である三合目を目指しました。途中の休憩では、自宅から持ってきた自慢のおにぎりをおいしそうにほおばっていました。最初は多くの生徒が登山に対する不安の気持ちでいっぱいでしたが、クラスの仲間・学年の仲間と励まし助け合いながらゴール地点に到着したときには、他では味わえない達成感を得ることができたと思います。今回の経験を、これからの学校生活に繋げていってほしいと思います。
「馬返し~五合目」(3学年)
3年生は、馬返し(0合目)から五合目のスバルラインまで登りました。学年の先生に加え、校長先生も3年生と一緒に登りました。馬返しは、その昔、「そこから先は急な登りのため、馬では登れぬ」ということで、馬を返して徒歩で登ったという由来があるそうです。禊ぎ所で準備運動をして、登り始めました。コースとしては富士裾の外観のとおり、ひたすら急過ぎもせず、緩すぎもせずといった道が続きました。登り始めは慣れない足で相当疲れた生徒もいましたが、長い一合目、二合目を抜ける頃には、足も慣れ、たまに広がるご褒美のような美しい景色を見ながら、登山を楽しみました。男子の速い生徒は、コースタイムをはるかに上回る二時間ほどで五合目の佐藤小屋に到着しました。慣れずにゆっくり登った生徒も目標時間には到着しました。先日の台風の影響もところどころ見かけましたが、ゴミも落ちていない登山道を登るのは気持ちの良いことです。これは、世界遺産の富士山を美しく守りたい、という人々の意思の表れです。生徒もこの経験から学ぶことがいろいろあったと思います。
Page
TOP