2016インターハイ報告

この夏のインターハイに出場した各部の報告をお伝えします。

【男子ハンドボール】

男子ハンドボール部は8月2日から山口県で開催されました、全国高校総体(インターハイ)に参加してきました。

1回戦は静岡県代表、清水桜ヶ丘高校と対戦し46-24で勝利することができました。続く2回戦は、山口県代表下松工業高校と対戦しました。開催地代表ということもあり、完全アウェーのゲームの中、選手がこれまで練習で培ってきた力を最大限発揮し、前評判を覆す好ゲームで35-31という大接戦をものにしました。

3回戦は、春の全国選抜大会準優勝校で今大会優勝候補に挙げられていました、大分県代表大分高校と対戦しました。試合は序盤、お互いに点を取っては取られるというシーソーゲームが続いていましたが、徐々にリードを広げられ、前半を折り返します。迎えた後半、前半の流れを変えられず、一時5点差をつけられてしまいます。しかし、そこから驚異的な追い上げをみせ、一時逆転に成功しますが、最後は力一歩及ばず、33-40で敗退してしまいました。

目標としていたベスト4には届きませんでしたが、選手たちは持てる力を全て発揮できました。学校関係者をはじめ、保護者の方々、OBなどが現地にも応援に駆けつけてくださり、多大なご支援、ご声援を送って頂けたからこそだと思います。インターハイも終わり、また一からのスタートになりますが、より一層の努力をして参りますので、今後ともご声援のほど宜しくお願い致します。

【陸上競技部】

2005年、千葉インターハイで駿台甲府高校は男子4×100mRで準優勝、4×400mRで第3位と全国大会で奇跡を起こしました。この実績に追い付け追い越せと精進を重ねてきました。当時の4名の100mのベスト記録をはるかに上回る4名が、関東高校陸上で40秒78という、県新記録、県高校新記録で準優勝しました。しかしながら特に今年はリレーのレベルが高く、この記録でさえ全国のランキングは16番でした。リレーにはバトンパスがあります。いくら4人が速くてもバトンパスは1箇所でもミスがあれば、インターハイには出場できません。関東大会でも目の前で強豪校が落選しました。インターハイ出場のなかでは13番のランクでした。

7月29日、予選では66チーム中24チームが残れるという精神的優位の中、バトンも確実にわたり、組の2位40秒88で無事通過しました。

7月30日、準決勝です。決勝進出は8チーム。24分の8です。確実に通過するのには40秒50は出さないと駄目だと今年のレベルの高さを考えて緊張を高めていました。実際40秒50は銅メダルの記録でした。我がチームは40秒79の4位で野望は準決勝で潰えました。予選も準決勝も全体では10番目の記録でした。

非常に残念な結果でしたが、今年のチームの潜在能力は、これで諦められるような力ではありません。11月に静岡のエコパスタジアムで記録を狙ってきます。そして全国の表彰台に4人で立ってもらいたいと思います。

個人種目では女子走幅跳に1年生の山口華枝が関東準優勝全国7位のランク(5m92)で出場しました。8月1日の午前に予選です。全国11ブロックから6人ずつ出場ですから66人が2ピットで5m80を跳躍すると午後の決勝に進出できます。彼女は5m76。4センチ足りず予選敗退です。悔しさは当然ですが、まだ1年生、足りないものがあったということです。今年は全国の舞台を経験できただけ幸せだったと思います。来年以降は言い訳できません。どんな環境、状態だろうと予選から6mは突破して、決勝で大きく羽ばたき、日本一を目指してもらいたいと思います。

ここまで陸上競技部を暖かく見守ってくださり、ありがとうございます。まだまだ実行しなくてはいけないことが山積しています。肝に銘じて活動していきたいと思います。これからもご指導よろしくお願いいたします。

【男子テニス部】

4年ぶり5回目のインターハイに出場してきました。今年度は、島根県で行われ錦織圭選手が幼い頃に試合を行っていた会場で、大会が開催されました。

1回戦は、奈良県代表の平城高校でした。ダブルスの依田隼斗・清水琢朗のペアが、立ち上がりから非常に良いゲーム運びでポイントを積み重ね勝利しました。また、シングルスでは、1年保坂駿太・2年渡辺将貴が出場し、保坂は勝利を修めることができ、2-1で1回戦を突破しました。

2回戦は、福岡県代表の柳川高校でした。オーダーを少し変え、シングルスに1年齋藤聖が出場しました。柳川は、全国で優勝を何度もしている強豪ですが、臆することなく全力で戦うことができました。結果は0-3でしたが、選手たちの顔は全力で戦い切った満足感で一杯でした。また、多くの選手たちが来年もインターハイで戦おうと誓っていました。これを大きな糧に今後も練習に取り組んでいきたいと思います。

個人戦にも、シングルスで保坂駿太(2回戦敗退)、依田隼斗(1回戦敗退)が出場しました。ダブルスでも2年津金友人・前田理玖ペアが出場しましたが、1回戦で敗退しました。

初めてインターハイに出場する選手が多い中で、多くの選手が力を出し切ることができました。これも今まで彼らを支えてきてくださった方々のお蔭であると深く感じております。ありがとうございました。今後もご支援のほどよろしくお願いします。

 

【水泳部】

2016中国インターハイ水泳競技は、広島県で開催されました。関東大会で女子2名4種目が出場権を獲得して、インターハイに出場しました。今回から200m以下の種目でB決勝(16位決定戦)、女子4×200mフリーリレーが加わりました。成績は女子200mバタフライで1年生内田かりんが9位になりました。本校では24年ぶりに全国総体水泳競技の得点(8点)を挙げることができました。

 


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