天野篤医師講演会を開催しました

6月27日(木)に順天堂大学医学部特任教授の天野篤医師をお招きして、1~3学年医学部志望者を対象とした講演会を実施しました。

天野医師は、日本を代表する心臓外科医の一人であり、2012年に当時の天皇陛下(現上皇陛下)の冠動脈バイパス手術を執刀されたことで有名ですが、毎年多くの手術に携わっておられます。また、大学では、次世代の医師を育成する教育者としても活躍されています。

講演の中では、「人の命は地球より重い」と生をつなぐことを追及する死生観、「殿(しんがり)の精神」が医療の根底に精通していること、公衆衛生を学ぶことで医学の発展に寄与することなど、医師としての心構えについて丁寧にお話しくださいました。「出会いは研究に発見・新しい術式・克服をもたらし、後押しする。「出会い」には必ず「別れ」がついてまわり、出会いは人をワクワクさせ別れは悲しみもあるが時に人を強くする。そして医師は強くないと弱い立場にある患者さんを守ることができない。」という言葉が生徒の心に強く響いたようです。

医学を志す高校生へ向けた、大学に進み学ぶことの意義、そして「失敗を恐れずに強い意志を持ち続けていってほしい」という力強いメッセージをいただきました。生徒の皆さんは、この貴重な機会をこれからの進路実現に活かしていってほしいと思います。

天野先生、本日はお忙しい中お越しいただき、貴重なご講演をありがとうございました。

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