関西地区で本校教員による古文指導法講演会が開催されました

6月23日(日)に駿台予備学校大阪南校で、本校教員による古文指導法講演会が開かれました(駿台文庫主催,対象:高校の国語科の先生方)。講師は国語科の上原雅志先生です。

昨年、駿台文庫から出版された「和歌で身につく古典文法」をテキストとする、2度目の講演会となりました(1度目は今年3月にお茶ノ水の駿台予備学校8号館で開催)。今回は、関西地区2府4県の高校の国語科の先生方にご案内し、3月の講演会を上回る125名の先生方からお申し込みを頂きました。日曜日の開催でしたが、熱意ある多数の先生方のご参加を得て、活気ある講演会となりました。「和歌は、高校生が学ぶ古典文法を有効に活かすための優れた教材」という立場から、その活用のノウハウをお伝えするのが講演の趣旨です。大学入試に和歌が多く出題される理由や、普段の授業で和歌を活用する方法、実際の定期試験問題など、駿高での指導経験に基づく90分間のお話は多岐に及び、参加された先生方が熱心に聞き入る様子が印象的でした。

講演後、授業の方法についての質問・相談も多数寄せられ、和歌を通した読解指導に対する、高校現場の熱い期待と関心が窺えました。関西地区では、引き続き、上原先生による古文指導法の紹介が予定されており、8月25日(日)には、駿台教育探究セミナー[講座名「和歌を利用した古文読解」(6時間)駿台教育研究所主催]が、大阪医科大学を会場として開催されます。


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