８月２５日（日）に駿台教育研究所が主催する高校教員対象教育探究セミナーが開催され、本校教員が講師を務めました。講師は国語科の上原雅志先生です（講座名「和歌を利用した古文読解－生命を吹き込む古典文法－」　会場：大阪医科大学）。

この教育探究セミナーは、全国の高等学校教員を対象に毎年、春・夏・冬の長期休みを利用して、開催されています。主要９都市を会場として催されるこのセミナーで、今回、上原先生は大阪会場の国語科の特別講座を担当し、著書「和歌で身につく古典文法」を副教材とする、古文読解指導のための６時間の講義を行いました。当日、会場には関西地区だけでなく関東からも複数の参加者があり、高校の先生方が、教科指導（古文）に関する授業を熱心に受講されました。

講義終了後の質疑応答は予定時間を超過し、約４０分間行われました。講師と参加者との熱のこもった意見交換がなされ、現場で指導する先生方同士の、有意義な交流の場となりました。アンケート結果からは、ほとんどの参加者が、和歌による古典文法指導の有効性を確信された様子が窺えました。上原先生のセミナーは、引き続き、冬期も開講予定です。