１２月７日（金）　昔、使っていた道具で、家に残っているものをお願いしたところ、たくさんの家庭から貴重な品々を持ってきていただきました。授業では取り上げきれないくらいのたくさんの道具が集まりました。

子どもたちにとっては、初めて見る道具がたくさんあり、授業では「何に使うものだろう。」「どうやって使うのかな。」と話しながら、道具を手に取って使い方などを想像していました。

例えば、黒電話。見慣れない形の電話。受話器を手に取ってみたり、番号を実際にまわしてみたりしました。今では携帯電話さえ、手のひらに収まるくらいの大きさまで進化しています。いろいろなものが、小さくなったり軽くなったりしていることに気づくことができました。

子どもたちは昔の道具を間近に見たり手に取ったりと、貴重な体験をすることができました。写真や語りより、「現物」は何より学習効果が高いものです。「大切なものだから」という投げかけに、慎重に扱ってくれた子どもたち。道具以上のことも学んでくれたと思います。「古い道具と昔のくらし」の授業にご協力いただき、ありがとうございました。