1・2年生 日本の伝統行事を大切に!!

 

1月9日(水) 駿小では毎年新年をお祝いするお正月飾りにちなみ、春駒とやっこ凧を作ります。今年も世界で一つだけお正月飾りができあがりました。

お正月飾りの春駒は、もともとは新年が良い年になるように祈る伝統芸能の一つです。縁起のいい春駒を1・2年生が作りました。「どんな色にしようかな?」「おめでたい色の方がいいよね?」など、これから始まる1年間の健康や幸せを願いながら、丁寧に色塗りをして作りました。また、やっこ凧には新年のめあてを書き、凧が空高く揚がる様子に掛けて、現状に満足せず高みを目指せるようにと願いを込めました。多くの人がお正月に口にするおせち料理。おせち料理にはそれぞれ意味があり、食べることを話しました。黒豆は、勤勉で健康に暮らせるようにという願いを込めて。海老は、えびのように腰がまがるまで長生きするという願いを込めて。れんこんは、穴があいていることから、将来の見通しがきくようにという願いを込めて。

始業式の日は「七草粥」を食べる日で、なぜ食べるのかの理由も合わせてお話しました。「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ七草」と、春の七草について、詩で覚えていた子ども達。実際に見たことがない子が多い事もあり、簡単に説明が書かれている紙と一緒に実物を見て、確認しました。

なかなか目にする機会も少なくなった現在ですが、日本の素晴らしい伝統行事をいつまでも大切にしていきたいと改めて思いました。


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