5年生 理科実験 「流れる水のはたらき」

9月28日(月) 5年生の理科は現在「流れる水のはたらき」を学習しています。今日は、流れる場所によって川や川岸の様子がちがうのはなぜか、土地の傾きと流れる水のはたらきの関係を調べる実験をしました。

山の上流から中流、下流へと水が流れる様子を観察するために、まずは班ごとに山作りから始めます。水を少しずつふりかけながらしっかり固めて、どの班もりっぱな山を完成させました。5年生の子どもたちは、ずいぶん久しぶりのお砂場遊び?(立派な実験ですが…)とあって、汗だくになりながら夢中になって山を作りました。
完成した山に川を作り、いよいよ頂上から水を流していきます。すると、「わぁ!」という声とともに上流での激しい侵食が起き、こうやって山の中に谷ができるんだということを実感していました。そして中流のカーブでは、外側の侵食が激しく内側は堆積する様子、下流では川幅が一気に広がり水の流れで運ばれた土砂が堆積していく様子を観察することができました。山梨県に多く見られる「扇状地」がこの実験のように、山から川の水によって運搬・堆積した地形なのだということも体感しながら学ぶことができました。
自然が作り出す地形というものを砂場ではありましたが、その原理を肌で感じ、どの班も仲間といい笑顔で楽しい理科の授業となりました。

 

 


Page
TOP