4年生 理科 「ヘチマの解剖」

10月13日(火) 最近朝晩めっきり涼しくなり、様々な場面で秋を感じられるようになりました。もちろん体感的に涼しくなっているのもありますが、視覚的にも、木々の葉が色づき始めたり、葉が落ちたりと秋を感じられる場面が多くなってきました。4年生は、理科の授業の中で、植物と動物の一年間の様子を気温と関連付けて学習しています。

今回は、つくし村で育てているヘチマが大きな実をつけ、少しずつ熟し始めているため、ヘチマの実の解剖を行いました。ヘチマの実はずっしりと重く、半分に切ってみると、中にはたくさんの水分があり、触るとぐちゃぐちゃした綿のようなものが詰まっていました。子ども達ははじめ「ぐちゃぐちゃで気持ち悪い。」と言っていましたが、ヘチマに含まれる液体から化粧水が作られていることを教えると、逆に肌に塗り始める子が現れるなど、楽しく解剖できました。
また、熟していないヘチマの実にある種子は、白く、爪で切れるぐらいに非常に柔らかいことがわかりました。一方、熟し始めているヘチマの実は、綿が減り、水分が少なくなって、非常に硬い繊維が詰まっていました。そして、種子は黒く固くなり始めていました。実際に切って、触ることで、教科書だけでは学べないことも学べたと思います。今後は、さらに寒くなってきて、実が茶色くなった時に再びみんなで解剖して学習していこうと思います。


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