4年生 「積み木ワークショップ」を行いました

12月17日(木) 体育館一面に敷かれた赤いじゅうたんの上に、約2万5千個の積み木が並べられ、大がかりな積み木ワークショップが開催されました。

何も知らずに体育館へ連れてこられた4年生全員の目の前に広がった真っ赤なじゅうたんに、さあ寝転んで、目をつぶって!との指示。ドキドキわくわくして待っていると、いきなりザラザラ―ッと体の上にヒノキ積み木のシャワーが降り注がれました。会場は一気に盛り上がり「わ~!何だこれー!」「キャー!」と大歓声。
今回、講師として招いた荻野雅之先生は、かつて駿中で技術を教えていた方です。現在は木工家具デザイナーとして「木楽舎」で家具製作の傍ら、間伐されたヒノキを積み木に変えて、日本各地や海外でもワークショップを開き、手作りのヒノキ積み木をふんだんに使った情操教育をしてご活躍されていらっしゃいます。
子ども達は、積み木のシャワーのあと、好きな形を作り始めました。立体的に建物を作る子ども、平面的に絵を描いていく子と様々です。ある程度個人の作品が仕上がった頃に、どこからか「つなげていこうよ!」という声が聞こえてきました。普段、机の上で学習しているだけでは学べないことを、積み木ワークショップを通して学ぶことができました。他の人と協力することや、コミュニケーションをとって譲りあっていくこと、順番や公平さを守ることなど遊びを通して、人として大切なものを感じ取れたようです。最後に大きな💛ハートを作って、「積み木さん、ありがとう。」という言葉をかけました。
今は、コロナ流行で思うように遊べなくなっている子ども達にとって、今回のワークショップは大変、有意義な時間となりました。あったか~い時間をありがとうございました!


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