5年生 発展考古学 穂首刈りから脱穀へ

10月22日(金) 稲刈りのタイミングで、5年生が「穂首刈り~脱穀」に挑戦しました。

まずは、先日手作りした石包丁を使って、弥生時代に行われていた「穂首刈り」に挑戦。「穂首刈り」とは、現代で行われている根刈りとは異なり、文字通り、稲穂の部分だけを摘み取る方法です。慣れてくると右手だけで行えるため、「思ったよりも力が必要なかった。」「とても楽だった」などの声が聞かれました。
続いて、今日は籾を穂から取り外す「脱穀」です。弥生時代は、臼と杵を用い、餅つきのような形で行っていました。今回は、すり鉢とすりこぎを臼と杵の代用品にして「脱穀」をしました。力加減が難しく、「脱穀」を通り越して玄米の状態にする「もみすり」になってしまう班もありましたが、各班慎重に作業を行いました。現代では、機械を使って行う「稲刈り」と「脱穀」を手作業で行うことで、古代の人々の知恵や苦労を身近に感じるよい機会となりました。

 


Page
TOP